2008年春に設立された「日本イタリア古楽協会 Associazione Musica Antica Italiana in Giappone (AMAIG)」のブログです。


by amaig

2009年度総会

去る4月19日(日)に、イタリア文化会館Sala Pucciniにて、2009年度総会が開催されました。

この日は、同じイタリア文化会館のSala Agnelliでコンサートがあった、当会名誉会員のチェンバリスト、エンリーコ・バイアーノ氏が、お忙しい時間の合間を縫ってお見えになり、「イタリアの貴重な文化を、遠い国の日本で、AMAIGの皆さんがご支援下さるのは、大変有り難い事です」とお言葉を下さいました。
f0160079_1035542.jpg


また、イタリア文化会館のドナーティ館長も、休日にも関わらず、ご挨拶にいらして下さいました。
f0160079_1043848.jpg


総会後は、イタリア産のお菓子をいただきながら、懇親会を行いました。前日イタリアから帰国した運営委員長が持ち帰ったそれらのお菓子を入れた荷物が、あわやパリの空港に置いてきぼり、というハプニング話から、自己紹介がてらそれぞれの国際空港での思い出話に花が咲きました。
f0160079_1045436.jpg

f0160079_105248.jpg


夜の「バイアーノ氏を囲む会」も美味しく楽しい会、となり、長い1日もつつがなく終了しました。
[PR]
# by amaig | 2009-05-01 10:07 | 総会

2008年度活動報告

去る1月12日、AMAIG2008年度最終例会、及び2009年新年会が行われました。遅ればせながら、今年度の活動報告を致します。

1) 例会
「イタリア古楽史のススメ」
第1回「中世」2008年6月28日
第2回「ルネサンス」2008年9月6日
第3回「バロック」2009年1月12日
講師:金澤正剛
今年度は、AMAIG設立1年目ですので、まずは「イタリア古楽史」を学ぼう、という事で、「中世」「ルネサンス」「バロック」に分けて、当会会長の金澤正剛先生にご講義いだきました。
毎回、会員内外から35人〜40人の定員いっぱいのお申し込みがあり、大変好評をいただきました。ご参加下さった方々からは、「新しい発見があった」「長年の疑問が解決された!」といったご意見をいただきました。
f0160079_19333116.jpg


2) マスタークラス
「16~18世紀のチェンバロ作品」
2008年7月12日、13日
講師:クラウディオ・アストローニオ(チェンバロ)
夏の猛暑の中、ご自身の気迫に満ちた演奏も交え、チェンバロの演奏法だけに留まらない抑揚溢れた講義でした。参加者からは、「音楽の横への流れが非常に重要だと意識された」「日本の教育・実践現場にとって有り難い講義であった」などのご意見をいただきました。
f0160079_1930298.jpg

「イタリア初期モノディー作品の演奏法」
2008年8月30日
講師:櫻田亮(テノール)、芝崎久美子(チェンバロ)
イタリア初期モノディーを演奏する上で欠かせない、詩と音楽への解釈を歌と通奏低音の両面から分析。意外と疎かにされがちな歌詞一言一言と音の関係や、古楽を演奏する場合の楽譜の問題点などを取り上げました。
参加者からは、「“言葉”が本当に重要、大切であることが、よくわかりました。」「楽譜の分析を通じて、通奏低音奏者の意見や立場を知ることができたのも助けになりました。」といったご意見をいただきました。

3) 協賛&後援コンサート
ラ・フォンテヴェルデ第7回定期演奏会「後期マドリガーレの巨匠たち」
2008年6月10日
C.アストローニオ&イ・カリッシミ「イタリア 〜二人の巨匠の交差点〜」
2008年7月11日
ロベルト・メニケッティ オルガン・リサイタル「バロック期のイタリア、そしてヨーロッパへの影響」
2008年10月14日
メディオレジストロ 演奏会「ヴェネツィアの初期バロック」
2008年8月28日
イル・ヴィオリーノ・マジコ 演奏会「魔法のヴァイオリン」
2008年9月5日
東京室内歌劇場40周年記念講演「D.チマローザ/秘密の結婚・ナポリ版」
2008年10月4日、5日
小池耕平 Flauto diritto イタリアの道「作曲家別シリーズ」
第1回「Arcangelo Corelli」2008年10月30日
第2回「Francesco Mancini」2009年2月17日

4) その他
研究誌出版
「Il mondo di Cimarosa チマローザの世界」
山田高誌編著
2009年新年会
2009年1月12日
第3回例会の後、会場近くのイタリア料理店で、新年会が行われました。例会講師の金澤先生、来年度例会講師の今谷和徳先生、理事の高野紀子先生もご参加下さり、美味しい食事とワインを共に、イタリア古楽だけでなく、イタリア料理やお酒のお話に花が咲きました。
f0160079_19341277.jpg


来年度2009年も様々な活動を予定しております。是非、皆様お誘い合わせの上、ご参加下さい!詳細は、当会のHPをご覧下さい。
[PR]
# by amaig | 2009-01-22 19:24 | その他
去る4月13日、イタリア文化会館にて「日本イタリア古楽協会」の第1回総会が開催されました。

研究家の方々、演奏家の方々、愛好家の方々、皆さんお忙しい中お集り下さり、大変和気あいあいとしたいい雰囲気の中、総会、懇親会、そしてミニ・コンサートへと進められました。

ここで皆様に、その様子を少しご紹介致します。

総会では、まず運営委員長の櫻田亮氏より当会の設立に至る経緯、目的等が述べられ、
f0160079_21262897.jpg

続いて会長の金澤正剛先生によるご挨拶、
f0160079_21264337.jpg

そして運営委員の山田高誌氏による当会への学術面での関わり方などの説明がありました。

その後、会則への議題に移りましたが、最初という事もあって、当会のあり方をより明確にするため、ご出席された方々からのご意見を参考に、いくつかの会則の修正及び訂正を致しました。
そして、今年度の予算と活動の報告、及び役員の紹介を行い、皆様からの承認を得て、無事目出たく(!)当会の正式な設立と相成りました。

続いて、運営委員長が住むイタリア・ボローニャより直送のワイン、モルタデッラハム、パルメジャンチーズ、オリーブ、タラッリ(お菓子)をつまみながら、懇親会が開かれました。予想以上にワイン好きな方が多く、赤白計6本のビンはあっと言う間に空になってしまいました!
f0160079_2127195.jpg

ご出席の方々一人一人から自己紹介と、イタリア古楽に対する思い、当会に期待する事などをお話いただき、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
f0160079_2127132.jpg

(金澤先生の音頭により乾杯!!)

続くミニ・コンサートは、皆さんワインとおつまみで喉もお腹も満たされ、とてもリラックスした雰囲気の中で始められました。一方、演奏されたテノールの櫻田亮氏、リコーダーの向江昭雅氏、チェンバロの平井み帆さんは、錚々たるメンバーを前に、いつもと違った緊張感を感じていらしたようです。が、マンチーニのリコーダー・ソナタやカッチーニ、フレスコバルディなど初期バロックのマドリガーレ、大変素晴らしい演奏でした。
f0160079_21273514.jpg

嬉しい事に、イタリア文化会館のウンベルト・ドナーティ館長が、休日にも関わらずコンサートを聴きに来て下さり、「イタリア文化会館も日本イタリア古楽協会への協力を惜しみません。自分の家のようにこの会館を使って下さい」と、暖かいお言葉を下さいました。
f0160079_21275164.jpg


この日、研究家の方々からは「演奏家の方が多くて嬉しい!」、また演奏家の方々からは「ご高名な音楽学の先生が沢山いらして嬉しい!」という意見が聞かれました。

音楽は、音楽学者の方々が研究し、それを音にする演奏家、そしてその演奏を楽しんで下さる愛好家の方々がいてこそ、発展するものです。研究家、演奏家のみならず、愛好家の方々も「敷居が高い」などど決して思わず、ぜひぜひご参加下さい。

当会は、かなり美食、ワイン通な方が多いので、古楽に関する活動以外にも、美味しい物を食べながら、イタリア古楽を酒の肴に、懇親会なども盛んに催したいと思います。

まだまだ1年目は地味な活動からですが、会員の皆様のご希望を出来る限り取り入れながら、当会の発展また日本におけるイタリア古楽の普及に努めたいと思います。

なお、今回ご出席いただけなかった名誉会長のオッターヴィオ・ダントーネ氏よりお祝いのメッセージをいだきましたので、ここでご紹介致します。
「親愛なる会員の皆様
残念ながら、本日私はこの第1回総会に参加する事が出来ませんが、お祝いのメッセージをお送りしたいと思います。この重要な協会は、イタリア古楽の地位向上と研究の発展に大いに貢献されるでしょう。そして、私を名誉会長として選んで下さった事に心より感謝致します。私はそれを誇りと喜びを持ってお受けします。近いうちに皆様にお目にかかれる事を楽しみにしております。
良い活動を!オッターヴィオ・ダントーネ」

では、末永く、この会をご支援いただきますよう、宜しくお願い致します。
[PR]
# by amaig | 2008-04-19 20:19 | 総会